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19 octubre 悲しくてやりきれない 昨日、元ザ・フォーク・クルセダースの加藤和彦氏の訃報を聞いた。
胸の中を締め付けられ、息苦しい気持ちに襲われた。
我が青春の一ページに刻まれている数々の楽曲が次々と甦ってきた。
1968年発売:鮮烈なる「帰ってきたヨッパライ」は、深夜放送:オールナイトニッポンでの
ラジオから流れたときは、奇妙なる歌声にビックリしたものだ。(280万枚の大ヒット曲)
当時は、テレビ放送よりもラジオ放送のほうが深夜から朝方まで放送していた、受験勉強にかっこつけてオールナイトニッポン
やセイヤング、パックインミュージック&走れ歌謡曲など明け方まで、勉強の傍ら!!(比率はラジオのほうが重かったかもね)
聞き入っていたものであります。
次のリリース「イムジン河」の楽曲は、発売してすぐに発売中止となった。
当時は言語など厳しい統制化にあった”旧態の日本国”のため、朝鮮半島の分断を
モチーフとしたことで、政治的な圧力にレーベル側が屈し、発売禁止になったいわく付きの楽曲であった。
しかしそんな曲でも、深夜放送では・・・この楽曲をゲリラ放送しており、我輩などはカセットへ録音して、
その日のうちに10本ぐらいダビングして学校で禁止曲の交換をし合っていたのだ。
若者の間では、隠れ楽曲(発売禁止曲)の収集が流行だったのである。
そうして「イムジン河」の逆さ回転で作り出したのが名曲「悲しくてやりきれない」であった。
(当時の回顧録では、逆さ回転したと関係者が話しているが・・・・!。)
ただ一口に逆回転で出来た曲とはいえ、才能がなせる業であることは紛れも無い事実であろう。
”胸にしみる空の輝き・・・・”から始る台詞は、「味噌汁の中に母さんの顔が見える」で有名な
詩人:サトウハチローの作詞によるもであり、抒情詩的に仕上がっている名曲であろう。
フォークル解散後、再結成は無いと決めていた当時のメンバー:北山修氏との連名で
1971年に発表した楽曲が、「あの素晴らしい愛をもう一度」のシングルである。
(軽快で幸せたっぷりの歌詞は多くの人たちに共感を呼んで大ヒットした名曲である。)
この楽曲のエピソードとして、加藤氏とミカ婦人との結婚を祝った北山修氏の歌詞に、
加藤和彦が曲を乗せて結婚記念イベントの乗りで発売に到ったそうである。
我輩も覚えたてのへたくそなギターをかき鳴らして、性懲りも無く当時の彼女や友人
を集めてミニコンサートなる集いを開催して、これまたへたくそな歌を披露しておりました。
(今思うと、なんと無謀なるチャレンジなのか・・・反省の域を出ないところであります。)
その後も加藤和彦氏はロックバンドを結成したり、今日まで多くのアーティストへのプロデュースや、
楽曲の提供など活躍されていたのであります。
まさしく日本のポップ音楽の中核にいた”加藤和彦”氏の永眠に、
哀悼の念を送りご冥福をお祈り申し上げます。
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